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「東北みち会議」とは

設立趣旨

日本を代表する街道の一つに奥州街道があります。江戸日本橋から青森津軽半島の三厩までの街道で、宿場の数にして114宿と東海道53宿の2倍以上。総延長も約900kmと日本の街道の中で最も長く、歴史的にも経済的にも大きな役割を担っていました。
 その重要だった街道も近代化の波に押されて新しい道路が次々と建設され、忘れ去られていました。しかし最近になって街道筋に多くの史跡や文化が残されていることから、奥州街道の価値が見直しされるようになって来ました。
 そこで奥州街道の魅力を再発見し、街道を使った活動の交流と連携を図ることで豊かな地域づくりに貢献しようと奥州街道会議を設立しました。

設立からこれまでの経緯

平成17年3月に、東北各地で街道に関わる活動団体のプラットフォームとして「とうほく街道会議」が発足、11月には「とうほく街道会議」の第1回大会が秋田市で開催され、日本中から街道に関心を持つ多くの人たちが集まり、街道に関する動きが活発化するきっかけとなりました。
 こうした動きの中、東北を代表する街道であった奥州街道を地域づくりに活かそうと、各地で地域づくりの活動をしていた会員が集まり、平成17年12月に奥州街道発足準備会を発足、平成18年3月に設立総会、6月1日には岩手県盛岡市を事務所に『特定非営利活動法人 奥州街道会議』を設立しました。
 平成20年度には従たる宮城事務所を設置し、内閣府認証のNPO法人へ移行しました。
 フィールドが東北全域に広がり、平成22年度からは東北「道の駅」連絡会事務局を務めるなど、活動もさらに広がってきたことから、主たる事務所を仙台市に移転し、『特定非営利活動法人 東北みち会議』へと名称変更しました。
 『東北みち会議』という名称には、道・路・径・途・未知・・・東北の“魅”力ある“地”域づくりへのたくさんの思いがこめられています。

理事長あいさつ

私たち「特定非営利活動法人 東北みち会議」は、「奥州街道会議」を前名称として、平成18年に設立いたしました。東北を代表する幹線街道だった奥州街道や、それにつながる脇街道、宿場、道路などをキーワードにした活動をしている団体や個人と連携し、地域づくりに貢献することが目的でした。
 設立から4年間は盛岡市に主たる事務所を置き、さまざまな活動を行ってまいりました。主なものとして各地の奥州街道調査、街道マップ制作、街道を使った「まちナビ」の取り組み、盛岡以北の「奥州街道一里塚群」の選奨土木遺産登録、宮城・岩手・青森での街道ツーリズム形成などがあげられます。
 また、地域で地域づくり活動を行っている団体との協働事業も多く、その結果としていくつかの街道団体の設立にも関わってまいりました。
 平成22年度からは、新たに東北「道の駅」連絡会の事務局を務めることになり、これをきっかけに事務局を仙台市に移転し、さらに「みち」へのさまざまな思いを込めて、名称も変更いたしました。
 街道にかける思いは、設立当初と変わりありませんが、奥州街道中心だった活動が、今では「みち」をベースに広がっています。今後は事務局体制をさらに強化し、今まで以上に、東北各地の街道団体との連携や、地域づくりグループとの交流を強めるとともに、東北180ヵ所を越える道の駅の発展に貢献できる、「みち」のパートナーシップ形成を目指します。

法人プロフィール

名称 特定非営利活動法人 東北みち会議 ※業務拡大に伴い、平成22年12月12日より「特定非営利活動法人 奥州街道会議」から変更 となりました。
目的 この法人は、地域社会の課題解決に向けた活動の実践と、多様な地域
・団体等との交流連携を図り、豊かな地域社会づくりに貢献する。
定款 定款を見る【PDF:213KB】
設立 平成18年3月 (同年6月1日 法人格取得)
代表者 理事長  菊池 太一
役員 理事長    菊池 太一
副理事長   田中 寿明
副理事長   山田 里美
理事     鐙 啓記
理事     山口 裕子
理事     小島 英則
理事     石井 敦子
監事     竹ケ原 康輝
会員 【正会員】
年会費 5,000円

【賛助会員】
・1,000円(個人)
・1口1,000円(法人及び団体、5口以上)
会員制度について

電話・FAX TEL:022-722-3380  FAX:022-722-3381
【電話受付】平日 9:00~17:00
主たる
事務所所在地
〒980-0014
仙台市青葉区本町1丁目9-5 五城ビル203